【ハゲ驚愕】本わさびに育毛を促進させる成分が含まれている事が判明

「朗報!」

ハゲしい人に新たなる活力を与える嬉しいニュースが舞い込んできました!

愛知県は名古屋に本社を構える「金印株式会社」が、本わさびの成分から育毛を促進させる成分が含まれていることを発見したようです!

その威力は凄まじく、ミノキシジルの3倍の効果があるとか!

「ふぁっ!?まじか!!!!」

と思われた方も多いと思いますが、このメカニズムは2017年5月24日~26日に東京ビッグサイトで開催された国際食品素材/添加物展・会議「アイフィア・ジャパン」にでも発表されたようです!

今回は、そんな新しく発表された本わさびの育毛成分について紹介していきます!

発表された本わさびの育毛成分とは!?

まず、この第一報が報告されたのは、2017年5月17日付の東京新聞および中日新聞にて掲載された記事でした。

中日新聞の記事はこちら

記事を読んでみると、本わさびの葉っぱに含まれている「イソサポナリン」を、髪の毛の毛根にある「毛乳頭細胞」に加えて培養をしていくと、細胞が活性化される効果を確認されたとのこと。

しかも、その活性度合は、既に育毛剤として発売されている成分「ミノキシジル」を咥えて培養した場合の3倍と驚くべき効果があったようです。

ちなみに「ミノキシジル」といえば、日本で唯一発毛効果が認められている成分で、「リアップシリーズ」などに含まれております。日本では外用薬でのみの認可ですが、海外ではリアップと同様の「ロゲイン」や内服薬の「ロニテン」などがあり、育毛剤の中では人気の成分です。

さらに、本わさびの根茎に含まれている成分の「6-MSITC」を同様に毛乳頭細胞に投与してみたところ、同じような効果が得られたらしく、本わさびには育毛を促進する成分が2つも含まれている画期的な食品であるといえますね。

育毛を促進させるメカニズムとは!?

本わさびの成分である「イソサポナリン」「6-MSITC」がなぜ育毛を促進させることができるのでしょうか?

今回の実験においてわかったメカニズムがこの「イソサポナリン」と「6-MSITC」が働きだすことで、ヒトの毛乳頭細胞が刺激を感じ取る受容体の感受性が高まり、細胞を活性化させていることがわかったようです。

また、髪の毛は頭皮の毛細血管から栄養を受け取り成長していきますが、この毛細血管をつくるタンパク質が増加することも判明し、この2つの作用により、強力な育毛効果が得られていることがメカニズムになっているとのことです。

すでに本わさびの研究は始まっていた

今回の育毛に関するメカニズムは2017年の3月に解明されたのですが、本わさびの研究は20年ほど前から始まっていました。

今回発表した金印株式会社は創業4年のわさび商品の製造・販売を行う会社で、スーパーに並んでいるワサビチューブなどで知っている方もいると思います。

金印はワサビの機能性に注目し、産学連携で研究を重ねた結果、現在までさまざまなわさびが持つ機能性を発見しております。

わさびスルフィニル

今回の育毛を促進させる成分の1つ、「6-MSITC」のことでワサビの根茎、つまりみなさんが擦って食べる部位となる部分に含まれる成分です。

他の部位にはほとんで含まれておらず、根茎にもわずかで、西洋ワサビにも含まれていない成分ですので貴重な成分となります。

このわさびスルフィニルは2006年に商標登録され、解毒作用や抗酸化作用、抗炎症作用、発がん抑制作用などもあります。

わさびフラボン

今回の主役である「イソサポナリン」を高濃度抽出してものがワサビフラボンです。

今までは食品としては注目されなかったワサビの葉を研究していった結果、肌細胞のコラーゲンを産生する促進作用が20%も促進する効果があるようです。

こちらもわさびスルフィニル同様、美肌作用は特許出願されており、今回の育毛効果も国際特許を出願中となっております。

わさびチオヘキシル

わさびには他にも、わさびの独特な香り成分である「6-MTITC」(わさびスルフィニルである6-MSITCと似ているので注意)がくしゃみの原因となるヒスタミンの放出を抑制する効果があります。

そのため、花粉症の症状を緩和させる作用も発見しております。

このように、わさびの持つ成分には人を元気にさせる効果がある成分が多分に含まれていることがわかっております。また、このような過去の研究成果があったことで、今回の育毛を促進させる効果も発見できたのではないでしょうか。

すでに、育毛用シャンプーなどにも使用されているとのことで今後の育毛業界の発展が注目されます。

早速、本わさび育毛を開始!?

新聞には既にシャンプーなどにも使用されているとの記述があったため調べてみたところ、「イナータス社」の製品がすでにわさび葉エキスを配合したシャンプーとして販売を行っておりました。

もともと育毛というよりは、美肌による効果で使用されていたと思われますが、今の育毛効果の発表によりかなりの注目を浴びているようです。ローズシャンプー&ローズコンディショナーに使用されており、バラのエキスを中心に配合されたもののようです。

ホームページによると、金額はシャンプー、コンディショナーどちらも300mlで5,800円となかなかの金額。

普通のシャンプーの10倍くらいの価格になっております。

育毛として考えたのなら、金額的には医薬品として販売されているミノキシジルのほうが個人輸入で購入すれば安いので、そちらのほうがよいかもしれませんね。

もっと安く購入を考えるのならば、本わさびのチューブを考えた方もいるのではないでしょうか?

通常使用の刺身につけるだけでなく、頭に直接つけてみたり(沁みそうですね)、直接チューブを咥えて吸ってみたり(罰ゲームか!)も考えそうですが、

実は、「チューブタイプのわさびにはほとんど成分は入っておりません!」

チューブタイプのわさびには西洋わさびが多く含まれていたり、保存料なども含まれているため、わさびスルフィニルなどの成分はほとんど得られないとのこと。イソサポナリンはわさびの葉に含まれているので、そもそも使用されておりません。とても残念な結果となってしまいました。

もし、試されるのであれば、直接本わさびを購入し、キュウリパックのように自身で擦りおろして行うか、栽培元まで行って葉っぱを譲ってもらうことがよいでしょうが、

一番は育毛効果が認められた医薬品が発売されることを待ったほうがよいかもしれませんね。

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