皆さんリアップを知っていますか?
薄げの男性陣であれば効果のある育毛剤として知っている方も多いと思います。
1999年に登場し、2017年の現在までシリーズ化され育毛剤のTOPを君臨し続けるリアップ。
今では女性用リアップも登場し、シャンプーや育毛トニックまで存在するリアップ。
なぜ、20年近くも人気を得ているのでしょうか?
また、薄げを気にする若者なども育毛剤として使用することができるのでしょうか?
今回はリアップについて徹底調査していきたいと思います。
薄げに効果!育毛剤リアップを紐解いていく
リアップは大正製薬が1999年から発売する育毛剤です。
当時は男性用育毛剤であり、医薬品成分が配合されているため、大々的に取り上げられました。また、発売時期が男性が薄げと同様に悩む代表であるEDを改善するバイアグラと同時期であったこともあり、その後は生活改善薬として注目が続くことになりました。
現在では、シャンプーやコンディショナーの「プレリアップ」、薄げが気になり出した男性への「フレッシュリアップ」、女性用の「リアップジェンヌ」、そして男性の本命としての「4つのリアップ」が存在しております。
育毛剤リアップの成分は薄げ対策の医薬品
リアップの育毛剤としての成分はミノキシジルという医薬品になります。
ミノキシジルはもともとアメリカで高血圧の内服薬として用いられておりましたが、その後薄げの発毛に効果があるということがわかり、外用薬として発売されるようになりました。
今までの育毛剤は医薬部外品や化粧品扱いであったため、医薬品成分として認可されたミノキシジルを使用したリアップは爆発的人気を得ました。そして、発毛効果があると認められたのもリアップが初めてでありました。
現在のリアップのミノキシジルの成分濃度は1%のタイプと5%のタイプとなっております。
ミノキシジルが薄げに何故作用するかというと、休止期を迎えた毛包を新しい成長期への毛包へ移行させたり、成長期の毛包を長く維持させる効果があり、毛包を活性化させるためとなっております。
ミノキシジルはリアップだけ?育毛剤戦争
2017年の9月までは、日本で販売されているミノキシジルを成分にした育毛剤は大正製薬が発売するリアップだけです。日本では、先発医薬品の役割を果たしていたこともあり、長い間リアップの独占市場となっておりました。
しかし、近年はネットでの個人輸入代理サイトが気軽に利用できるようになったこともあり、海外のミノキシジルを使用したロゲインやポラリスなどの製品を購入しやすくなり、リアップの独占市場の停滞が目立ってきはじめました。
だって、ロゲインやポラリスのほうが安いですからね。
そして、この2017年10月より、日本でも後発医薬品としてリアップに次ぐミノキシジルを成分にした育毛剤が販売されるようになりました。
それが、アンファーの『メディカルミノキ5』です。
リアップと同じく第1類医薬品に該当しているため薬局やドラッグストア、医薬品を取り扱うネット通販で購入することができます。ただし、第1類医薬品は副作用のリスクがあるために薬剤師からの説明がないと購入することも製品に触れることもできないので購入する際はリアップと同じく注意してくださいね。
薄げに悩む若者男性が育毛剤を買う順番
さて、リアップの薄げに対する効果や育毛剤の立ち位置を理解したところで、薄毛に悩み若者がリアップをまず最初に購入するかどうか?
実際には購入しないでしょう。
正直、リアップは高いです。
大正製薬のホームページ上記載のリアップX5プラスの価格は7,048円(税抜き)です。
容量的に1本で約1ヶ月持つのですが、毎月7,000円以上の出費はとても痛いです。
そのため、まずはそれよりも安い医薬部外品の育毛剤を購入することとなります。
薄げに悩む若者男性はリアップの副作用も心配!?
今現在、医薬部外品で若者に人気の育毛剤は自然派由来ものが多く副作用が少ないものが多いです。また、医薬部外品であれば購入に対し対面やメール等で薬剤師と絡むことも医薬部外品ではないため、面倒でもないです。
そのため、副作用の心配が少なく、手軽に購入できる安い医薬部外品の育毛剤が若者男性にはどうしても人気となってしまうのです。
しかし、リアップは第1類医薬品に指定されております。これは、副作用などが起こる可能性があるため薬剤師の説明を受けて納得した若者男性しか購入することができません。
ここで、リアップの副作用を確認してみると、
関係部位 | 症状 |
---|---|
皮膚 | 頭皮の発疹頭皮以外の発赤 かゆみかぶれふけ使用部位の熱感等 |
精神神経系 | 頭痛気が遠くなるめまい |
循環器 | 胸の痛み心拍が速くなる |
代謝系 | 原因不明の急激な体重増加手足のむくみ |
などとなっております。
薄げに悩む若者男性がクリニックへ行くとリアップへ?
このように、薄毛に悩む若者男性が最初からリアップにいくことは少ないのですが、本当に薄毛に悩み始めた人はクリニックに行きはじめることとなります。
クリニックで処方される育毛剤はリアップと同じミノキシジルや内服薬であるプロペシアなどとなります。そのため、ミノキシジルを使用するリアップへの抵抗が薄れリアップを購入することとなるでしょう。
リアップの臨床データによると、中程度以上の薄毛の改善が70%以上と非常に高いです。また、認可されていないミノキシジルを内服する場合の副作用は高い可能性はありますが、外用薬であるリアップの場合アレルギーや健康状態が悪い方以外の健康な方であれば、激しい副作用は少ないでしょう。
そのため、最終的にリアップに辿りつく薄毛に悩む若者も多くなります。
今後は、アンファーからもミノキシジル外用薬が発売されることですので、薄毛の若者男性を取り合うことになりそうですね。
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