髪の毛がパサパサになる原因は?改善策はトリートメントしかないの?

季節の変わり目や仕事が忙しいとき、食事が偏っているときなどは髪の毛の影響がでやすいですよね。

髪の毛がパサパサでスタイリングが上手にできなかったり、静電気を帯びたり、枝毛や切れ毛に・・・

髪の毛が短い男性であればそんなに気にしなくても大丈夫そうですが、少し長めであったり癖毛の場合はより影響を与えやすいですよね。

髪の毛のパサパサを改善させるにはトリートメントをすることが一番だと思いますが、他に方法はないのでしょうか?

今回は髪の毛がパサパサになる原因やトリートメント以外の改善方法について調査してみました。

髪の毛がパサパサになる原因は何?

髪の毛がパサパサになる原因、それは髪の毛の油分や水分が失われてしまった証拠です。

髪の毛の構造は3種構造になっており、中心からメデュラ、コルテックス、キューティクルとなっております。海苔巻をイメージしていただくとわかりやすく、具がメデュラ、お米がコルテックス、海苔がキューティクルです。

そして、髪の毛の水分量をコントロールしているのが海苔巻のお米の部分となるコルテックスで、このコルテックスに約10%~15%ほどの水分を保持しております。

このコルテックスに含まれる水分を保持するためには、一番外側のキューティクルと皮脂の働きが重要となります。

海苔巻の海苔がなければご飯が飛び散ってしまうことでもわかるように、キューティクルは髪の内部を保護する役割となります。そしてキューティクルを保護する目的として皮脂が髪の毛の外側を油分でコーティングすることで、さらに髪の毛を守ることを行います。

皮脂が分泌される皮脂腺が毛穴に存在することでも皮脂の役割がわかりますね。

髪の毛の表面が傷むことでパサパサに・・・

健康な髪の毛であれば、キューティクルと皮脂によって髪の毛のパサパサを抑えることができますが、キューティクルが傷んだり、皮脂で髪の毛が守られなくなってしまうと、髪の毛内部のコルテックスが傷ついてしまい、水分を保持できなくなりパサパサの髪の毛となってしまいます。

このキューティクルや皮脂で守れない状態をつくってしまう原因が、

【髪の毛がパサパサになる原因】

:洗浄力の強いシャンプーでの洗い過ぎ

:ドライヤーでの熱の加え過ぎ

:髪の毛が濡れた状態での無理なブラッシング

といったこととなるのです。

髪の毛のパサパサをトリートメントで改善できるわけ

このように、髪の毛のパサパサの原因は髪の毛を保護するキューティクルが傷つくことで内部の水分が外に抜け落ちていくことにあるのですが、このキューティクルを保護するのがトリートメントとなります。

次にトリートメントが何故髪の毛のパサパサを改善できるのか調査してみました。

髪の毛内部に浸透してパサパサを改善するトリートメント

一般的には、リンスが髪の毛の表面を油分などで滑らかにするもの、トリートメントが髪の毛の内部に浸透して補修するもの、コンディショナーがその間の成分を配合したものとされております。

そのため、一般的なリンスを使用した場合、一時的に髪の毛が滑らかな仕上がりになりますが、内部にまで成分があまり行き渡っていないため、髪の毛のパサパサ感がなかなか改善できない状態が続いてしまいます。

トリートメントには静電気を防止し毛髪を柔らかくさせるカチオン界面活性剤、油分や保湿性を高め毛髪を保護するコンディショニング剤、キューティクルの保護や保湿を行うアミノ酸成分などが配合されております。

製品によって配合は異なりますが、このトリートメント成分が髪の毛の内部に浸透することでパサパサを改善させます。

 

トリートメント以外で髪の毛のパサパサを改善する方法

トリートメントは髪の毛の内部に浸透してパサパサを改善させることができますが、1回のトリートメントで完璧にパサパサを改善することは容易ではありません。そのため、パサパサの髪の毛をつくった原因を改善することが必要です。

【髪の毛がパサパサになる原因】

:洗浄力の強いシャンプーでの洗い過ぎ

:ドライヤーでの熱の加え過ぎ

:髪の毛が濡れた状態での無理なブラッシング

市販品のほとんどは洗浄力の強い高級アルコール系の成分を使用しております。成分表にはラウリル硫酸Naなどと記載されており、成分表の上位に書かれていた場合はより使用料が多いということになります。だいたい水の次などに記載されていることが多いです。

低刺激で洗浄力が高くないアミノ酸系のシャンプーに変更したり、高級アルコール系の配合量が少ないシャンプーに変更したりすることで、皮脂をほどよく残すことができ、髪の毛のバリア機能として役立つことができます。

ドライヤーやなども一か所にあてるのではなく、小まめに動かし熱を与えすぎないようにしましょう。熱といえば、太陽にの日光も紫外線で髪の毛あパサパサとなりやすいので、帽子などで保護することが望ましいでしょう。

髪の毛が濡れている状態は普段の髪の毛の水分量よりも多く含んでいる状態といえます。内部に水分を溜めこんだ状態のときは、鱗状のキューティクルが開いている状態となります。(内部がふやけて膨張したことで外側のキューティクルが抑えらえない状態といったらよいでしょうか)

キューティクルが開いた状態で髪の毛に衝撃を与えてしまうとキューティクルが髪の毛の内部を守ることができず内部が傷ついてしまいます。そのため、髪の毛が濡れている状態で無理なブラッシングやゴシゴシとタオルドライを行う、濡れたままで放置することがないように、素早くドライヤーで髪の毛を乾かすことを行い、ブラッシングは毛先から少しずつ行うようにしましょう。

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